【深夜特急】(新潮社)沢木耕太郎著 |
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2016年 07月 17日
以前、【週刊プロレス】か【格闘技通信】でターザン山本氏?が書いていたような記憶です。 外国のとある町で、筆者が、ある少年達から「日本人ならば、大山倍達を知っているか」聞かれた話。ずっと気になっていました。 実際の文書を確認しようと「深夜特急」の文庫版(6分冊)を最初から読み進めていましたが、結局 最終巻の第6巻に登場しました。 (このことだけを目的にこの書籍を読もうとする人はあまりいないのではないかと思います。) 場所はイタリアのフォッジアという町。 「マスタツ、知らない?」 「カラテ、知らない?」 「キョクシン、知らない?」 ・「マスタツ」だけでは大山倍達を連想しなかった由。なまじ空手を知っているというと、タイでの記憶(柔道を知っていると言って、ムエタイの卵との対戦を迫られた)が蘇えり、”空手、知っているけどやったことはない”と返事。ようやく”キョクシン=極真”と思い当たり、その少年達が、極真空手を習っていることを認識。イタリアの小さな町に日本製格闘技の熱心な信奉者がいつることに感動した話です。極真空手に全然関与していない人が語っているので、極真空手の世界的な普及を、より現実的に感じることができました。 書籍中では、イランのイスファハンで”アリVフォアマン”のTV中継をみて、イスラム圏でのアリの存在の大きさを認識した話、タイのバンコクのルンピニースタジアムでムエタイを観戦した感想も書かれています。文庫本の2巻の巻末には高倉健さんとの対談も収録。アリVSホームズ戦は、切符がとれなくて、本来、高倉健さん用にとってあった券を融通してもらった為、試合後、高倉健さん宛てに試合についての感想を手紙にしたためたそうです。モハメド・アリ追悼と銘打たれた【Numbe904 June 2016r】に「特別再録 沢木耕太郎 砂漠の十字架 最後のアリ」(アリとホームズとの試合(1980.10.2)のルポルタージュ)が再掲されており、上記の経緯もでてきます。(1994年発行【Number Plus スーパースターとその時代 20世紀スポーツ最強伝説①】に掲載されたものの再録) WIKIPEDIAの情報ですが【深夜特急】は当初、産経新聞で連載されていたものが、1986年5月に【深夜特急 第1便】【深夜特急 第2便】として単行本で刊行。1992年10月に【深夜急行 第3便:飛光よ 飛光よ」として書き下ろしで続刊。”大山倍達”の部分はこの巻の収録です。 (1994年3月か6月にかけて6分冊で文庫本が刊行。上記は文庫本を参考にあせていただきました。) 沢木耕太郎氏といえば、カシアス内藤選手(アリの追悼報道にもリングネームの関係で何度も登場されました。)との関わりを描いたノンフィクション「一瞬の夏(新潮社)」をかなり昔に読んだことがあるのみでした。現在 朝日新聞で「春に散る」の小説を連載されていますが、新聞小説は、読みやすいようで読むのが難しいですね。
by Masmedia-Oya-Ma
| 2016-07-17 10:15
| こんなところにMas.Oyama
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